仲村清司の沖縄移住録＠2018

本日、７月２９日付、沖縄タイムス文化欄に
ワタクシが連載している「オキナワ万華鏡」が掲載されています。

テーマは「南海の迎賓館構想」。

沖縄が沖縄であり続けるには地生えの伝統文化と知恵を発揮し、おしつけられた「武」を無化しつづけるしかない。そのためにも沖縄の地の利を生かして対立する国家同士を仲介し、対話と融和を取り持つ島にすることが不可欠。迷える日本に追随してはならない──。


  

宮台真司さんとの対談が
沖縄タイムスに掲載されました。

  

沖縄タイムスや琉球新報に掲載されていますが、
沖縄大学土曜教養講座「これが沖縄の生きる道」が明日開催されます。
●7月26日午後2時〜。沖大3号館101

●講師：1部対談＝宮台真司・仲村清司
●パネルディカッション＝宮台真司・仲村清司・藤井誠二・宮国優子

沖縄市長選で若者の7割が保守に投票。
一方で着々と新基地建設が進められる辺野古や標的の村にされた高江。
その現場で沖縄人活動家から
「在留植民者」扱いされる県外出身者たち。

沖縄はどうなってしまったのか。
何をめざせばいいのか。
沖縄は自分たちの歴史や訴えの語り継ぎに失敗したのではないか。
講座ではその原因を探りつつ、沖縄の生きる道を考えます。



  

宮台真司さんとワタクシの対談、
『これが沖縄の生きる道』（沖縄大学土曜教養講座）が
沖縄タイムスに紹介されています。




20代の7割が保守に投票した沖縄市長選。
基地のある街にもかかわらず、
基地問題は若者には争点にならなかった……。
沖縄は若い世代への語り継ぎに失敗したのがろうか？

一方、どんなに訴えても沖縄の声は本土に伝わらない現実も存在する。
なぜ沖縄の主張は地元の若者や本土に届かないのか。
「沖縄」は地元の若者たちや本土からどう見られているのか。

今回の講座はこれまでとは視点を逆転させて、
本土に在住する講師を招いて
その伝わらない本土から沖縄を見つめます。

一部では、首都圏で【みんなで決めよう「原発」国民投票】運動を展開している行動する社会学者・宮台真司氏（首都圏大学東京教授）と、『本音の沖縄問題』などで独自の視点から沖縄を定点観測し続ける沖縄人二世の作家・仲村清司氏（沖縄大学客員教授）が対談。

二部では沖縄出身で東京在住のライター・宮国優子氏、ノンフィクションライターの藤井誠二氏を招いてパネルディスカッションを開催します。

ぜひ、ご参加ください。

●『これが沖縄の生きる道』＝沖縄大学土曜教養講座
●７月２６日（土曜日）14〜17時
●沖縄大学3号館１０１教室●聴講料300円




  

7月19日の土曜日、午後19時より
ジュンク堂那覇店地下1階で、
『モモト19号』刊行を記念してトークセッションを開催します。



ワタクシは連載中の
『酒道亭の美味是好日』についておしゃべりしますが、
今回は目にも涼やかな冬瓜の料理法や
盛りつけなどのコツをご伝授します。
ぜひ、おいで下さい。

  

天才料理人のワタクシが作った夏の料理を、
天才写真家の仲程長治が撮影してくれた。
詳細は7月16日、つまり本日発売の『モモト』19号で。
特集＝「島の手技」





  

ワタクシがその業界にいるせいか、
向田さんの趣味は読書。



気が向いたときは、
勝手に書斎の本棚から本を持ち出して、
勝手に読書灯を点けて、
勝手に付箋をつけたり、赤線を引いたりしながら、一晩中読みふけっている。

今夜も食い入るように活字の世界に没頭している……。

  

皆様、お気遣いいただきまして、ありがとうございました。

「かつて経験したことのない」台風は、
やはり、「かつて感じたことのない」ぐらい凶暴で暴力的な嵐でした。

いまも各地で被害が出ていますが、
ワタクシが暮らしているマンションも
１階ロビーが水浸しになりました。

実のところ、９階の我が部屋も長時間の大雨に耐えきれず、
サッシの隙間から浸水。９階でも水が漏れるわけですから、
この台風がいかなる怖さかということが。わかろうというものです。



とはいえ、我が家はほかには被害はなく、
向田さんも元気に暮らしています。

ただ、急激な気圧の低下で体が変調を来す人も多かったようです。
僕もまぶたが重く、体がふらつき、腰痛がひどくなりました。

気象医学的には三人に一人は天候の変化が体調に大きく影響するそうですから、台風の進路にあたる地域の方は災害対策に加えて、
体調管理にもくれぐれもご注意ください。


  

猛烈にうなる風の音が間断なくマンションじゅうに反響している。
網戸が烈風で右に左に動き、
発電機もおかしくなりかけているのか、
コンポのスイッチが勝手に入ったりする。

この建物、いつまでもってくれるか……。
台風が本格的に怖いと感じたのは初めてだ。

が、向田さんは
そんなこともまったく気にならないようで、
惰眠をむさぼっている。
カワユイ……。

  

那覇ごともっていかれそうな烈風が吹きまくっています。

大粒の雨が横殴りに流れているため、白くもやっています。

サッシのガラスがたわんでいるので、ガムテープで補強します。

向田さんも寝床のカゴの中に避難中！

  

9階のマンションなのに、
突然、居間に羽ねアリが大発生。

窓も完全封鎖したから外から入るはずがないのに、
どこから侵入してきたのだろう？　
夕方の空には妙にきれいな虹も出ていたし……。こんなの初めてだ。

台風来襲の予兆なのか。コジラのあの不気味なテーマ局が頭の中にかけめぐる。
昼間、美栄橋近くで見つけたこやつらのことが心配でたまらぬ……。


  

「史上最強」とか
「史上最大級」とか
「これまで経験したことのない」とか、
流れてくる情報のいちいちが不気味。

実際、急速な気圧低下に体も敏感に反応していて、
偏頭痛に加えてまぶたが重く、腰痛まで勃発し、
持病によくある症状が出始めています。

ともあれ、ベランダの観葉植物も片付けたし、あとは防戦するのみ。

愛する向田さんを全力で守ります！

  

行動する社会学者・宮台真司さんとワタクシが、
これまでありえなかった内容で
「沖縄の生きる道」について対談します。

一部では恨みベースから希望ベースで沖縄の未来を考えるトークセッション！
二部ではノンフィクションライターの藤井さんとフリーライターの宮国優子さん招いてパネルディスカッションを行います。

＊いまからぜひ予定にいれておいてください。

●『沖縄大学土曜教養講座ーこれが沖縄の生きる道』
●７月２６日　14〜17時
●沖縄大学3号館１０１教室
●聴講料300円