› 仲村清司の沖縄移住録@2018 › 2015年05月
2015年05月22日
お詫びとご報告
『猫力』(アスコム)は現在、
Amazonや紀伊國屋書店をはじめ、
ほとんどのネット書店で売れ切れになりました。
ありがとうございました。
ネットでは楽天はまだ在庫があるもようです。
また、沖縄の店舗ではジュンク堂、リブロなどに在庫があるようです。
ごめいわくをおかけしておりますが、よろしくお願いいたします。
http://www.chara-ani.com/details.aspx?prdid=B15017018
Amazonや紀伊國屋書店をはじめ、
ほとんどのネット書店で売れ切れになりました。
ありがとうございました。
ネットでは楽天はまだ在庫があるもようです。
また、沖縄の店舗ではジュンク堂、リブロなどに在庫があるようです。
ごめいわくをおかけしておりますが、よろしくお願いいたします。
http://www.chara-ani.com/details.aspx?prdid=B15017018
Posted by 仲村清司 at
09:29
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2015年05月15日
救われ、支えられ……
産経新聞の書評欄『聞きたい』コーナーに紹介されました。
骨に響く記事です。ぜひ一読を。
http://news.livedoor.com/article/detail/10095051/
猫が愛妻…『猫力 うつな僕を救ってくれた猫』の仲村清司さん
『猫力 うつな僕を救ってくれた猫』仲村清司著(アスコム・1100円+税)
互いに救われて支えられて
“愛妻”である猫との日々をつづったコミックエッセー、と聞いて即スルーしそうな人にこそ読んでほしい。
動物との生活を通じて「生」を見つめ直す物語に妙な甘ったるさはない。
「鬱です、とカミングアウトすると仕事がなくなる可能性もありましたが、書くべきだし、書かないと次の作品に進めないと思ったんです」
ジャーナリストの仲村清司さんが鬱病を発症したのは8年前。人間関係や仕事の悩みがきっかけだった。理解されない。治らない。トラブルになる。自分を責める…。負の連鎖にはまってしまったという。そんなとき、捨て猫を引き取ってほしい-と頼まれる。
「死にたくなるんです。毎日ですよ。そういう状態で生きものを相手にできるはずがない。ただ、むげに断るのも悪いので、会うだけ会って、と思ったら…」同居することになった。好きな作家にちなんで「向田さん」と名付けた。一緒に暮らすうちに、救ったはずの猫に自分が救われていることに気づく。
「苦しいときに、すっと寄り添ってくれる。手の甲に足を置いたりとか、巻き付いてきたりとか、それがうれしいんですね。僕も救われている。支えられている。考えてみればわかることなんですけどね」
病状は一進一退。いまも治療を続けているそうだが、こう話す。「鬱を患ったおかげで、気づけたことがたくさんあります。たとえば路傍の花とかが気になったりする。いとおしくなるんですね、命が。僕の場合は、そのきっかけが、捨て猫の向田さんだった」
作中の向田さんは、仲村さんに“京都弁”で話しかけてくる。「本当かと聞かれたらニャアと言ってるに決まってる(笑)。ただ、どう翻訳するか、ということ。お互いに想像力を働かせることで、意思疎通ができるようになるのは本当ですよ」(アスコム・1100円+税) 篠原知存
◇
【プロフィル】仲村清司
なかむら・きよし 昭和33年、大阪生まれ。平成8年から那覇に住み、『本音の沖縄問題』『沖縄うまいもん図鑑』など硬軟さまざまな著作を執筆。近刊に『これが沖縄の生きる道』(宮台真司氏との共著)。
2015年5月10日 11時32分 産経新聞
骨に響く記事です。ぜひ一読を。
http://news.livedoor.com/article/detail/10095051/
猫が愛妻…『猫力 うつな僕を救ってくれた猫』の仲村清司さん
『猫力 うつな僕を救ってくれた猫』仲村清司著(アスコム・1100円+税)
互いに救われて支えられて
“愛妻”である猫との日々をつづったコミックエッセー、と聞いて即スルーしそうな人にこそ読んでほしい。
動物との生活を通じて「生」を見つめ直す物語に妙な甘ったるさはない。
「鬱です、とカミングアウトすると仕事がなくなる可能性もありましたが、書くべきだし、書かないと次の作品に進めないと思ったんです」
ジャーナリストの仲村清司さんが鬱病を発症したのは8年前。人間関係や仕事の悩みがきっかけだった。理解されない。治らない。トラブルになる。自分を責める…。負の連鎖にはまってしまったという。そんなとき、捨て猫を引き取ってほしい-と頼まれる。
「死にたくなるんです。毎日ですよ。そういう状態で生きものを相手にできるはずがない。ただ、むげに断るのも悪いので、会うだけ会って、と思ったら…」同居することになった。好きな作家にちなんで「向田さん」と名付けた。一緒に暮らすうちに、救ったはずの猫に自分が救われていることに気づく。
「苦しいときに、すっと寄り添ってくれる。手の甲に足を置いたりとか、巻き付いてきたりとか、それがうれしいんですね。僕も救われている。支えられている。考えてみればわかることなんですけどね」
病状は一進一退。いまも治療を続けているそうだが、こう話す。「鬱を患ったおかげで、気づけたことがたくさんあります。たとえば路傍の花とかが気になったりする。いとおしくなるんですね、命が。僕の場合は、そのきっかけが、捨て猫の向田さんだった」
作中の向田さんは、仲村さんに“京都弁”で話しかけてくる。「本当かと聞かれたらニャアと言ってるに決まってる(笑)。ただ、どう翻訳するか、ということ。お互いに想像力を働かせることで、意思疎通ができるようになるのは本当ですよ」(アスコム・1100円+税) 篠原知存
◇
【プロフィル】仲村清司
なかむら・きよし 昭和33年、大阪生まれ。平成8年から那覇に住み、『本音の沖縄問題』『沖縄うまいもん図鑑』など硬軟さまざまな著作を執筆。近刊に『これが沖縄の生きる道』(宮台真司氏との共著)。
2015年5月10日 11時32分 産経新聞
Posted by 仲村清司 at
13:12
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