てぃーだブログ › 仲村清司の沖縄移住録@2018 › 2010年11月

2010年11月30日

土人に民主主義は無理

さっそく、ネット右翼どもがはしゃいでおりますな。


http://www.logsoku.com/thread/hato.2ch.net/news/1290927053/


主な書き込みを拾ってみると、

「沖縄の米軍駐留反対とか本当にしてる人いるの? ってレベルだな」


「沖縄土人は電線に荷物を吊すらしいぞ」

「基地問題とか実はどうでもいいんだろ?」

「沖縄観光すると土人臭がハンパない 」

「伊波は真栄原社交街を潰したので憎い」


「朝まで飲んで選挙いくのめんどくさいだけだろう
すこしは真面目に生きろよ」

こんなやつらを相手にする必要はないし、関わるべきではない。どんなバッシングをされても、冷静に対処し、さらにいいがかりをつけられないように、知事を監視していく必要はあると思う。   

Posted by 仲村清司 at 02:51Comments(8)

2010年11月28日

ほんとうに怖い沖縄のこの人

仲井真氏の選挙応援もしていた沖縄最大のゼネコン国場組の元会長によると『(2007年に仲井真知事は辺野古での)V字案で受け入れを表明する。条件は那覇空港の滑走路新設、モノレールの北部までの延伸、高規格道路、それからカジノ』。これらはどれも建設費がかかるものだった。守屋『秘録』より

だから、あなたは信用できないのだ。  

Posted by 仲村清司 at 00:37Comments(2)

2010年11月28日

誤った選択は許されない


沖縄県民のみなさん。

明日は「新しい沖縄」へ踏み出すか、
「やっぱり沖縄県民はお金ほしさに動いていたのか」
が満天下に明らかになる日となります。

だれもがこの島の人々の本音を知りたい。万が一、後者を選べば、ヤマトに言い訳できない金に目がくらんだ島になることは必定。

僕も腹をくくりました。  

Posted by 仲村清司 at 00:14Comments(0)

2010年11月26日

向田さん独白録 ー男についてー

できるオナゴはできる男を手放すことはしませんのや。

たかが猫が何をおごましいこというてんのやと、
思われるかもしれへんけど、
ウチはできるオナゴをたくさん見てきたさけ、できる男はすぐわかるんどす。


この写真を撮った男なんかがそうどす。


この人、うっとこにくるたびにウチに手をだしはるけど、
この夜はウチにいっさいスケベなことせんで、
知らんあいだにこんな写真を撮られてたんどす。


http://chojiphoto.ti-da.net/e2921703.html


ウチをこんなふうに撮らはる人、
世界中にたぶんこの人しかおらんはずどす。


これ見た時、旦那はんも絶句して、
それどころか、「さすがやな」いうて、うっすら涙まで浮かべてましてな、
感極まったんか、ウチをぎゅっと抱きしめてくれはりました。


その写真を撮らはる人がここ最近、ちょっと疲れてはって、
なんや元気がないんどす。


ウチの旦那も先日ややこしいことがあったんか、
丸一日考え込んでしもうて、一言も口きいてくれはれへんことがあったんどす。


クリエイター同士のせいか、二人はよう似てます。
たぶんオナゴにはわからへん男の意地とか見栄いうんか、
こざかしいことができへん性分やさけ、
ずいぶん懊悩してはるんやと思いますえ。


そやけど、世渡り上手な人より、
ちょっと不器用でも不器用な生き方から抜けきれん人のほうがウチは好きどす。
最近はこのへんのことを理解でけへんオナゴが増えましたなあ。


まあ、うちの旦那はんはもうちょっと勉強させんとあかへん人やけど、
ウチを撮ったあの写真家は放っときまへんで。



ウチはできるオナゴやと信じてるさけ、
どないなことがあっても
できる男を手放しまへん。
いえ、手放すもんどすか。
あの写真はウチの一生の宝物どす。


写真家はん、「手作りチーズフォンデユ」の忘年会、
ほんにお願いしますえ。

その夜は旦那さんのこと忘れるさかいに、
ウチをたんとかわいがっておくれやす。

  

Posted by 仲村清司 at 02:30Comments(0)

2010年11月24日

熟読!熟読! 沖縄を読み解く

「拡散せよ」

仲井眞氏は、これまで自らが進めてきた辺野古V字型滑走路計画の「微修正」要求が誤りだったと認めてはいない。仲井眞氏や自民党県連が今「県外移設」を主張している最大の理由は、沖縄県民の民意に逆らっては当選できない、という政治判断であり、県知事選挙に勝つためにはなりふりかまっていられないからだ。(海鳴りの島から沖縄・ヤンバルより引用)

目取真俊氏が佐藤優氏と仲井眞陣営の正体を暴いています。必読!

http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/36ca9de1f3dd36002cf9a15889182e97  

Posted by 仲村清司 at 17:45Comments(1)

2010年11月22日

2010年11月22日

2010年11月22日

2010年11月22日

ヒロカネ フミの風景


素晴らしい絵と会ってきました。


一枚一枚が
   詩的な表現で紡がれています。
       まるで夢想の森のなかに迷い込んだ感じ。

 でも、その一枚一枚に向き合うと
    思索の原点に立つことができます。

   ヒロカネ フミのそんな個展

 『Drawing lives .05 ちんもくとあらし』が催されています。




●期間2010.11.20-11.30
●場所:BAR.GALLELY 土
●平日:午後8:00-翌午前3:00
●土日:午後1:00-翌午前3:00
●那覇市牧志1-3-17


*平日、日中にご覧になりたいかたは090-1946-1878まで  

Posted by 仲村清司 at 18:46Comments(0)

2010年11月21日

速報!!!!

このブログ必見! 



http://zyosui01.ti-da.net/e3162265.html   

Posted by 仲村清司 at 03:12Comments(2)

2010年11月18日

恐怖!〈沖縄戦の亡霊〉の声が……

まずは↓をクリックしてください。
恐るべき写真が掲載されています。

http://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/f2f05f48e95629d854aebdff61d8512f



今回の県知事選の争点は辺野古問題だけではありません。
米軍基地の新設計画と並行して、
与那国島への自衛隊配備、
今後10年間で、沖縄の自衛隊を現在の10倍の2万人に拡大するという計画も画策
されています。


奇しくも本日午後の記者会見で、仙谷由人官房長官が、


「自衛隊は暴力装置。装備や人員構成などから見て、自衛隊は実質上、軍事組織であることは間違いない」

との考えを自ら示しましたが、
要するにその暴力装置を沖縄の離島にばらまいて増強させるというわけです。

目取真さんのブログにあるように、
与那国町の有権者数が約1200人に対し、
配備されようとしている自衛隊員は200名。
つまり、有権者の実に15%弱が自衛隊員の「組織票」になるのです。


国内屈指の観光地である与那国、石垣、宮古などは
今後、暴力装置である自衛隊が群れる島になるおそれがあります。



伊波洋一氏は自衛隊の先島配備に反対しているの対し、
仲井真弘多氏は堂々と配備に賛成していることを知る必要があります。



亡霊が叫ぶ戦争屋は、
ヤマトゥだけでなく、
オキナワにもいるということです。





  

Posted by 仲村清司 at 16:48Comments(0)

2010年11月17日

業務連絡! スギョイ!! また増刷だあ

まだ売れていたのですねえ。

『ほんとうは怖い沖縄』(新潮社)がまたまた増刷、
7刷になりました。びっくり!ラブ

ツアーも好調だし、もしかすると東京でトークイベントをするかもしれません。
正式決定すれば記事をアップします。


  

Posted by 仲村清司 at 18:02Comments(0)

2010年11月16日

那覇市民から読んでください

伊波さんはここまで語ってくれています↓
ぜひ、熟読してほしい。

http://henoko.ti-da.net/e3149830.html


「どうせ金がほしいんだろ」と、那覇市民が後ろ指をさされないように、
「沖縄の心なんてないじゃないか」などと後ろ指をさされないようにと、

祈るばかり。  

Posted by 仲村清司 at 22:48Comments(0)

2010年11月16日

沖縄があぶない!

『拡散せよ! 拡散せよ! あらゆる媒体を通して以下を拡散せよ!』

先日の琉球新新報によると、今回の知事選は票田の那覇で
仲井眞氏が先行しているという。

名護市民があれほどまでに頑張ったのに、なんとおろかな事態か!


正直、落胆した。


沖縄に金儲けの殺人基地を永遠に残すのか、
それとも基地を撤去して自立経済を進む道筋を残すのか、
これこそが今回の知事選の争点ではないか。



那覇市民よ、選択を誤るな、金に魂を売るな!
 
全国の心ある人々、ネイルの同志よ、
あらゆる媒体を通して、
戦う沖縄人民に連帯し、決起せよ。


  

Posted by 仲村清司 at 02:44Comments(4)

2010年11月15日

先日の到来本。

ある意味、最強のセットといえるんではないかい?



芥川龍之介が家族に宛てた遺書。



人生の戦いに負けたら、父と同じように自殺せよと綴られている。
なんとも批評の仕様がないが、
苦悩に貫かれた芥川の人生の総決算が垣間見える一文といってだろう。



向田邦子の恋文↓




「(みかん)を一日に五つから七つはたべます。そのうちに美人になるでしょう」

いかにも彼女らしい表現ではないか。

「日曜日に、お刺身でビールをのむのをたのしみに」
あくまでつつましい。わずか一行にも大人の女だけがもつはかなさが漂っている。泣けた……。


彼女は三日にあげず写真家のN氏のもとに通った。N氏は向田邦子がつくった食事を日記にまとめている。

「さしみ、おしたし、肉とこんにゃく煮付け、ウィンナ、椎茸、豆腐、わかめのみそ汁」あるいは「邦子製八宝菜、おでん」というのもある。邦子製八宝菜とはどんな献立なのだろう? 興味がつきない。

恋文の相手は、その後、突如自殺。二人の恋愛については誰にも知られることがなかったが、向田邦子の遺品から手紙と日記の見つかったことは周知のとおり。彼女が生涯で唯一愛した男性で、彼女は生涯独身を貫いた。

白洲次郎がのちに妻となる樺山正子に送った恋文は英文。



白洲は英語を日常会話にするほどの人物なので、
英語の方が自分の気持ちを表現しやすかったのだろう。

「君こそ僕の発想の源、究極の理想だ」

日本語の恋文にはありえない言葉が目を惹く。


頭のてっぺんまで堪能した。
本はやっぱり、よろしいなあ。

  

Posted by 仲村清司 at 19:10Comments(0)

2010年11月14日

本邦初公開、ワタクシの旅のしおり

旅に出る前は必ず自分で作成した「しおり」をつくる。
のほほんと行き当たりばったりする旅はもう飽きたのと、
旅先で知りたいことを見逃さないでより深く知るためだ。

といっても、そこは編集者時代が長かったので、
より面白く、よりアホらしく、保存版になるように丁寧に構成する

数年前の年末、博多から長崎を7人で巡ったときのしおりの表紙はこれ。




案内人はむろんワタクシ。新選組ファンであるワタクシにとって長崎は敵地にして、
薩長土肥の輩はもとより
龍馬率いる海援隊、彼らを支援する豪商もふくめ、
倒幕派の浪士がうようよいるいる街だ。


よって、旅のプラン名は
「土方副長と歩く不逞浪士捕縛の旅5日間」となったわけだが、まさに漫画のキャラ、土方歳三がいうように
「斬り込みましょう!! 我々だけで」という決死の旅となった。


「あんたらアホか!」と後ろ指をさされそうだが、もとよりアホになりきることこそ、わが旅人どもの無上のヨロコビとするところ。

道中の危険に際しての「旅中法度」をつくって防御策とした。



入る店も「諸士取扱役兼監察」の「たそがれ助兵衛」氏が、
倒幕派やら龍馬ファンが入りそうな場所をあらかじめ重点的に調べまくった。
そのお店のリストは㊙文書である「御用改メ店一覧」としてまとめられているが、
おかげで、我々は池田屋を襲撃するような気分でそれらの店に押し入っていくことができた。





リストのなかには作家が通った老舗や
映画のロケ地になった店も盛り込まれ、夜はもっぱらこういう店を訪ね歩いた。
あらかじめ念入りに名店かどうか調べつくしていたので、
一軒たりとも不愉快かつ舌を汚すような店はなく、
これがいまに続く失敗のない店選びのコツになっている。

ただし、気分は幕末なので、文書は「候文」にこだわり、
ワタクシが以下のような覚え書きを記している。
どうせアホならここまでアホになりきらねば本物とはいえない。




むろん、旅中での「夜伽」などの行為もいっさい禁止。
背けば「即切腹」とあいなる。
命がけでおもしろがれる「旅」はすこぶる印象深い。



現在催行している
「仲村清司といくミステリー体験ツアー」
もその延長線上にあって、
参加者には手作りの「旅のしおり」を進呈させていただいている。





「首をろくろ首のように長くして、お待ち申し上げていました」から始まる
そのしおりの扉につけたワタクシのエッセイのタイトルはずばり、
「百鬼夜行の世界へようこそ」である。
  

Posted by 仲村清司 at 23:10Comments(0)

2010年11月13日

北の国からの到来ものに猫パンチ

北海道在住の読者の方から、
オホーツク海産の鮭の「とば」が届く。



固くもなく、絶妙の干し具合で、うめーのなんの。
さすが本場もんは違いますな。

というわけで、これを肴に仕事部屋で深夜のひとり酒宴。



パッケージに、

「マヨネーズ、醤油、七味唐辛子を混ぜ、とばにつけてお召し上がりますと一層おいしくいただけます」

とある。さっそく、その通りにして食べたら、ますますうめーのなんの。

「こいつはビールとよく合うじゃねーか」と、
ぐいぐい飲んでいたら、すでに寝入られたはずの向田さんが和室からのそのそ伸びをしながら、仕事部屋に入ったきて、あたりをクンクン。



「こんな夜中になにごとどす。ええ匂いさせて。わっ、それなんどす? うちにもよこしなはれ、ほれ」
「あっちいけ。これは人さまが食べるもの。しっし!」
「あんさん、よう、そんな口、うちにたたけますな。どの口がいわしとるんどす。痛い目みますえ!」

などと両者口論になったが、向田さんはじっととばの入ったパッケージをにらんだままぴくりとも動かない。




結局、こちらが根気負けして分けてあげたのだが、その喜びようたるやスギョイ、スギョイで、「もっとよこしなされ、ほれ、もっと」
猫パンチまで飛び出す始末。




なんかもう、今晩中に全部なくなってしまいそうじゃわい。

ケッツーさん、どうもありがとう。おいしい夜になりました。感謝しております。
  

Posted by 仲村清司 at 03:06Comments(0)

2010年11月12日

世紀の恋文にぶるぶる

大正三美人の一人、白蓮の不倫の相手、
宮崎龍介に送ったラブレターに脳天しびれまくり。




白蓮の歌集『踏み絵』に竹久夢二が口絵をつけていたことにも脳天くらくら。



白蓮が僕の10歳の頃まで健在だったことを知って脳天はちきれそう。



<どうぞ私を私の魂をしつかり抱いてて下さいよ。あなた決して他の女の唇には手もふれては下さるなよ。女の肉を思つては下さるなよ。あなたはしつかりと私の魂をだいてて下さるのよ。きつとよ。少しの間もおろそかな考へを持って下さるなよ。
 (略)
……覚悟していらっしゃいまし。こんな怖ろしい女、もういや、いやですか。いやならいやと早く仰い。さあ何(ど)うです。お返事は?>(『世紀のラブレター』新潮選書)




あ、こわー。
こんな刃物のように鋭利な恋文を絶世の美女から送りつけられたらどうするか。
とりあえず家財道具いっさい集めて……、
えーと何をすればいいのか。

などという可能性はワタクシにはまったくないし、
こういうアブナイことを恋文としてしたためる女もいないように思うけど、
一度はオタオタしてみたい。

事実は小説を完全に超えておりますな。  

Posted by 仲村清司 at 15:00Comments(1)

2010年11月11日

ツアーは11月20日(土)と12月13日(月)が狙い目だ!

【拡散希望】「ディープな裏沖縄ツアー」参加者募集
! 

http://www.okinawa-asobi.jp/d78509.html



現在、11月20日(土)と12月13日(月)の両日を急募しております。
特典として向田さんとのご対面時間ももうけております。
向田さんの肉球スタンプ入り魔除けのおふだも進呈。
レアものです



ただし、心霊ツアーではありません。というより、そのたぐいからもっとも遠いところにあるツアーとご理解ください。


怖い民話、怪談伝説のスポットをめぐり、
こうした物語が生まれた背景や歴史を探ったり、
御嶽を訪れて、沖縄人の信仰観に思いを馳せたり、
戦跡では沖縄戦の真実に迫っていきます。

ランチは県内屈指の名店、
「風庵」
で、ほんまもんの「沖縄そば」をいただきます。
沖縄ならではの旧民家で味わえるそばはまさに芸術的逸品です!

http://fuuuuuan.ti-da.net/



沖縄をもっと深く知りたい方にはとっておきの
アカデミックで愉快なツアーです。
http://www.okinawa-asobi.jp/d78509.html


  

Posted by 仲村清司 at 18:13Comments(1)

2010年11月11日

こわいオッサンや

先日のツイッター集会に、
コメンテーターとして参加したときに出席者が撮った写真。




初めてワタクシの顔と姿を目の当たりにしたその人の弁





「ぱっと見、どこぞの組の若頭かと思った」

ワハハ。なるほどねえ。

黒のシャツ、濃い紫のネクタイ、ストライプの入った黒のスーツに
着替えたとき、
ワシもそのいかつい容姿を眺めながら、

「このままカタギにしておくのは惜しい!!!」

と思ったもの。

  

Posted by 仲村清司 at 17:30Comments(3)